RACE FORMAT

レースフォーマット

AIR RACE X は、実際のフライトと最新のデジタル技術を融合させた新たなレースフォーマットにより、
これまでにない革新的な競技形式と観戦スタイルを確立。
パイロットたちは、実際に世界各地の拠点でフライトを行い、リモート形式でタイムを競います。
レースは以下の内容で構成されます。

ルール

AIR RACE X は、世界最高の飛行技術を持つパイロットたちが、最高時速400km、最大重力加速度12Gの中、
レース専用小型機の操縦の正確さとタイムをリモート形式で競い合う、最新技術を活用した空のモータースポーツです。

パイロットたちは、世界各地に散らばる拠点に設定された同一のレーストラックを実際に飛行し、
機体に搭載されたセンサーによって計測された、誤差3cmという精緻なフライトデータを集約してタイムを競います。

リモートによる対戦にも関わらず、1/1000分の1秒を競う緊張感あふれるレース展開が繰り広げられるのは、
AIR RACE Xが開発した超高精度な飛行データ測定技術と、
飛行場所と気象情報から自動的にハンディキャップタイムを割り当てる独自のアルゴリズム、
そして世界トップ選手たちの精緻で洗練された飛行技術によって実現するものです。

予選

予選

AIR RACE X のレースフォーマットは、3週末にわたり展開されます。

最初の週末は予選期間の前半にあたり、各チームは指定されたコースレイアウトに沿ってラインの見極めや機体の調整を行い、レースモードに入る準備をします。

この時期は、早い段階で良いタイムを記録するチームや、他チームの動きを探るチームなど、さまざまな戦略が見え始めるでしょう。

予選期間の後半には、各チームによるタイムアタックが活発化すると予想されます。この時期には、予選ポイントも付与されるため、
他チームのタイムを目標に更なるタイム更新を目指す動きが見られることでしょう。

予選が終了すると、ランキングに基づいて決勝トーナメントの対戦相手が決まり、
翌週末(土曜日または日曜日)にトーナメントが開催されます。

  • 予選期間は10日間
  • 各チームは単独での飛行によるタイムアタックでタイムを計測します。
  • 予選アタックは最大2回まで可能です。
  • 予選ランキングで上位8チームが決勝トーナメントに進出します。
  • 予選で1位から3位に入ったチームには、予選ランキングに応じたチャンピオンシップポイントが付与されます。

決勝トーナメント

決勝トーナメント
決勝トーナメント
決勝トーナメント
決勝トーナメント

決勝トーナメントでは、予選ランキングにもとづき対戦相手が決まります。
この1対1のノックアウト式トーナメントでは、敗者復活戦は行われず、緊張感あふれるレースが繰り広げられます。

準々決勝では、予選での上位チームと下位チームが対戦し、予期せぬ結果が生まれる可能性があります。

続く準決勝では2つの対戦が行われます。

最終勝ち上がった2選手で行われる決勝戦は、ラウンドの勝者を決定する重要な一戦となり、目が離せない展開が期待されます。

  • 1対1のノックアウト式トーナメント
  • 勝者はレースタイムで決定され、敗者復活戦はなし
  • 1位と2位は決勝の結果により確定
  • 3位と4位は準決勝のタイムで順位が確定
  • 5位以下は準々決勝のタイムで順位が確定

決勝日にはレースのライブ配信が世界中で同時に行われ、結果が発表されます。決勝の結果により大会の優勝者が決定します。

デジタルラウンドの観戦会場では、レース中継の配信映像に合わせてARで再現されたレース機が目の前で飛行します。
観客は、街中に設定された観戦エリアでスマートフォンやARゴーグルを使用し、実際には不可能な迫力あるレース体験を楽しむことができます。

AIR RACE Xが提供するこの新たな観戦スタイルは、空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」のXR技術(AR/VR/MR)によって実現します。
https://styly.inc/ja/

*STYLY(スタイリー)は、XR(AR/MR/VR)を軸にした「Spatial Computing = 空間を身にまとう」時代における、空間コンピューティングプラットフォームです。現実の都市空間や生活空間を対象にデジタルコンテンツの制作・配信が可能です。

チャンピオンシップポイント

チャンピオンシップポイント

各レースでの最終順位に応じて「チャンピオンシップポイント」が付与されます。

年間を通じてポイント獲得を重ね、シーズン最終戦終了時に最もポイントが多かったパイロットが「年間シリーズチャンピオン」のタイトルを獲得します。

ペナルティ

  • スタート速度超過

    スタート速度超過

    GPSの対地速度が、レーストラックで公表されている最高スタート速度を超えている。

    ※ペナルティ:3kt未満 +1秒 / 3kt以上 DNF(途中棄権)

  • 高度が高すぎる

    高度が高すぎる

    トラックベースラインから50mを超える高度でゲートを通過すること。

    ※ペナルティ:+2秒

  • ゲート中での上昇

    ゲート中での上昇

    ゲートを通過する際、飛行経路の角度が10度を超える。

    ※ペナルティ:+2秒

  • パイロンヒット

    パイロンヒット

    レーストラック中心線から12m以上36m未満のエリアでゲートを通過すること。

    ※ペナルティ:+3秒

  • オーバーG

    オーバーG

    最大負荷率を超える場合、RDU は 12 G を超える負荷率を記録する。パイロットは直ちに着陸し、次のフライトまでに機体を点検しなければならない。

    ※ペナルティ :DNF(途中棄権)

  • スタート高度超過

    トラックベースラインに対して50mを超える高度でスタートゲートを通過すること。

    ※ペナルティ:DNF(途中棄権)

  • 高度が低すぎる

    トラックベースラインの高度15m未満でゲートを通過すること。

    ※ペナルティ:+2秒

  • 不正確な角度

    バンク角20度以上のゲート通過

    ※ペナルティ:+2秒

  • ゲート中での降下

    ゲートを通過する際、飛行経路の角度が降下5度を超える

    ※ペナルティ:+2秒

  • 不正確なハイターン

    ターンゲートとリカバリーゲートの間で、飛行経路がトラックベースラインの上空500フィートに達していない。

    ※ペナルティ:+2秒

  • 不正確なローターン

    ターンゲートとリカバリーゲートの間で、飛行経路がトラックベースラインより上空250フィートに達していない。

    ※ペナルティ:+2秒

  • 不正確な垂直ロール

    飛行経路がトラックベースラインの上空700フィートに達していないか、トラックベースラインを横切る前に縦軸を中心に少なくとも315度回転していないこと。

    ※ペナルティ:+3秒

  • コース逸脱

    飛行経路がパイロンヒット検出エリアを超えて横方向に逸脱する。

    ※ペナルティ:DNF(途中棄権)

  • セーフティ・クライムアウト

    ゲート通過が検知されないまま30秒以上経過した場合。

    ※ペナルティ:DNF(途中棄権)

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